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2024年の法改定で放課後等デイサービスはどう変わる?【鹿児島市の放課後等デイサービス】

2023.06.08

放課後等デイサービスは、制度が始まってから10年ほど経過しています。

制度開始からこの10年で障害児の増加・女性の就業率上昇等により、放課後等デイサービスの需要は高まっています。それに合わせて、ここ鹿児島でも、WillGoの他にも多くの事業所が誕生いたしました。

たくさんの事業所がある中で、どんな事業所があるのか?わが子の為にどの様な事業所を選べばよいのか分からない・・・といった悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか😧

もちろん、市役所のゆうあい係や、担当の相談支援専門員さんへ相談して頂くのが近道だと思います。

そうはいっても、普段のお仕事や生活で、日中なかなか各機関へ出向くことができない方が多いのも事実。

WillGoでは、そんな方でも、インターネットを通じていつでも情報を知って頂けるよう、ブログなども更新しております!

WillGoのことが知りたいときは、過去のブログをいっぱい読んでみてください😊

・・・と、これまでのことは確認して頂けますが、放課後等デイサービスは、小学1年生から18歳までの長い間ご利用頂くケースが多いです。

だから、今後のことも、知っておきたい。

という事で、来年2024年の法改正で変わると言われている放課後等デイサービスの支援内容について、さわりだけ書いてみようと思います。

※まだ、法改正施行されている内容ではございませんので、詳細は不明なことと、今後内容も変更になる可能性がございます。

まずは、放課後等デイサービスの現状って?

  • 放課後等デイサービスが始まり約10年、家庭や社会が大きく変わってきている中で、制度設立当初の役割や期待されていることが変わってきているのではないか。
  • 一部事業所で適切な支援が行われていない場合があるそうです。放課後等デイサービスが行うべきことを見直し構築する時期に来ているのではないか。
  • 皆さんが求めているのは、単なる預かりではなく、子供の情緒や感性の発達を促進してくれる事業所であること。

2024年度の法改正で変わること

次回法改正で変わることの大きなポイントとして以下の2つがあげられています。

・預かりや学習支援のみの提供は公費対象ではなくなる

・放課後等デイサービスが2類型化になる

参考資料:障害児通所支援の在り方に関する検討会報告書

預かりや学習支援のみの提供は公費対象ではなくなる

以下のような場合、公費対象外となってしまいます。

  • 見守りだけで個々の障害特性に合わせた支援がされず、預かりがメインになっている事業所。
  • 学習塾のような学習支援のみ、またはピアノや絵画のみの指導となっている事業所。

必ずしも障害特性に合わせた専門性の高い有効な発達支援と判断できない場合や、 サービス提供内容からみて、障害のない子どもであれば私費で負担しているような内容は公費対象外とみなされてしまいます。

放課後等デイサービスは、放課後や長期休みに障がいのある就学児が利用する障がい福祉サービスの1つです。個別の発達支援や集団での活動を行い、専門知識を持つスタッフが子どもの自立や社会参加をサポートします。

しかし中には適切な支援をせず、学童のように預かりのみを実施していたり、学習塾やピアノ教室のように指導に特化していたりするところもあるのが放課後等デイサービスの現状です。今回の法改正ではそのような事業所は公費の対象外になるようです。

放課後等デイサービスが2類型化になる

放課後等デイサービスは、これまで施設の方向性について指定されることがなかったため、支援内容は事業所によって様々でした。鹿児島にある事業所も多種多様なのはそのせいです。それで多様性が生まれたことは時代にも即しているようにも思いますが、そのせいで適切な支援をしない放課後等デイサービスが出てきてしまい、現在では問題となっています。

今回の法改正では、放課後等デイサービスを「今まで通り様々な活動を通して発達支援を行う施設」「これまで以上に専門性を持った施設」に分けて整理し、問題が指摘されている事業所は公費の対象外とするのが狙いです。

具体的には放課後等デイサービスは以下の2つに分類されるようになります。

総合支援型

・特定プログラム特化型

総合支援型

放課後等デイサービスの「子どもの最善の利益の保障・共生社会の実現に向けた後方支援・保護者支援」という基本的役割のもと、現行のガイドラインにある4つの基本活動

  • 自立支援と日常生活の充実のための活動
  • 創作活動
  • 地域交流の機会の提供
  • 余暇の提供

を複数組み合わせた支援を行う基本型放課後等デイサービス。

また、現在放課後等デイサービスのガイドライン見直しも検討されています。

その際、「児童発達支援ガイドライン」において示している本人支援における5領域

  • 健康・生活
  • 運動・感覚
  • 認知・行動
  • 言語・コミュニケーション
  • 人間関係・社会性

は一定の共通性を持つと考えられ、その上で支援対象者が学童期・思春期であるという点も踏まえ、この時期の発達支援に重要な要素である「自己肯定感」「達成感」「仲間形成」「孤立の防止」などを盛り込んでいく必要があるとされています。

現在、WillGoは、この【総合支援型】と呼ばれるような放課後等デイサービスとして方向性を定めて、支援内容をプログラムしています!

自身のお子様を預けて頂く際に、将来のことを考えて、このことをご理解頂いたうえで、WillGoを選んで頂きたいと思っています😊

とはいうものの、まだ施行前で、現状細かな条例も決まっていません。このブログの内容も、初めて読んだらチンプンカンプンかもしれません😧なので、少しでもWillGo良さそうだなと感じて頂きた場合には、是非一度、お問い合わせくださいね。相談、ご見学、体験などいつでも承っていますので🤗

特定プログラム特価型

そしてもう一つ、理学療法・作業療法・言語療法等で専門性の高い有効な発達支援を行う放課後等デイサービス。

特定領域のプログラムに特化した支援のみを行う事業所の場合であっても、専門性の高い支援を行う場合は「特定プログラム特価型」の放課後等デイサービスとして位置付ける方向で検討されています。

また、その中でも一部領域の支援に偏ることがないよう、支援の全体像のコーディネートが行われる仕組みについても検討されています。

まとめ

  • 学童のように預かりのみを実施していたり、学習塾やピアノ教室のように指導に特化している放課後等デイサービスはなくなっていくと思います。
  • 今後、放課後等デイサービスは大きく分けて2つに分類されるようになります。
  • WillGoはそのうちの一つの【総合支援型】と呼ばれるような放課後等デイサービスとして方向性を定めて、支援内容をプログラムしていきます!
  • とはいうものの、まだ、法改正施行されている内容ではないので、詳細は不明なことと、今後内容も変更になる可能性があります。
  • もう少し放課後等デイサービスのこと知りたいな!という方は、是非一度、お問い合わせください。相談、ご見学、体験などいつでも承っています。(担当:木本)
  • 今後も、新情報が分かったら、ホームページでお伝えしていくので、ブックマークお願いします🤗   (文・構成 東久保)