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強度行動障害支援者研修を受講しました【鹿児島市の放課後等デイサービス】

2025.03.13

こんにちは! 先月2月12日から13日の午後、強度行動障害支援者基礎研修を受講し無事修了いたしました。 今回はその研修で学んだことのお話になります。

強度行動障害ってなに?

定義・・・精神科的な診断として定義される群とは異なり、個人差はありますが直接的他害(噛みついたり、頭突きなど)や間接的他害(睡眠の乱れや、同一性保持など)、自傷行為等が普段では考えられない頻度と形式で出現し、その養育環境では著しく処遇の困難なものであり、行動的に定義される群になり、家庭にあって通常の育て方をし、かなりの養育努力があっても著しい処遇困難が継続している状態と定義されています。

気をつけないといけないポイント

強度行動障害はもともと持っている障害ではなく、その人が陥っている状態のことを指しており、自傷や他傷、こだわり、もの壊しなど本人や周囲の人の暮らしに影響を及ぼす行動が、著しく高い頻度で起きるので、特別な配慮がされた支援が必要になっている状態のことを言います。

何に困っているかに気づいて合理的な配慮をすることが大事

構造化とは?

物理的構造化・・・場所の意味を伝え、外部からの刺激を調整し居心地を良くすること(環境調整)を指します 視覚的構造化・・・目から得た情報を処理することが得意な人に対しての支援(視覚化)を指します 構造化をより深く学ぶことにより、これまで行っていた支援はこの構造化に沿って行っていたことを知ることができました。 例えば、WilGoではパソコンでの活動や制作活動など時間によって活動が決まっています。 パソコンに集中する児童もいれば、宿題に集中する児童もいます。ただそれが、上手くいかず泣いてしまう場合もあるので、無理に励まさず一旦クールダウンで離れ、自分のペースで活動できる状態に戻ってもらうようにしています。ただ児童の中には声掛けだけではなかなか伝わらない児童もいるので、今後はそのような児童には絵カードなどを用いて一緒にスケジュール確認をしていくようにしたいと考えています。 この構造化を学んだからこそ、この取り組みを継続していかないといけないなと思いました。

まとめ

今回の研修で多くの学びを得ることができ、足りないところや発見も多くありました。 職員全体に共有することはもちろん、支援を統一をしてより良い支援につなげていきたいと思っております。

(文・構成:肥後)


WillGoでは、将来の就労・自立を見据えたパソコン・プログラミング活動を特徴としながら5領域(健康・生活、運動・感覚、認知・行動、言語・コミュニケーション、人間関係・社会性)を踏まえた活動をバランスよく取り入れております。

土曜日・祝日も開所しております。

安全かつ楽しみながら成功体験を積み重ね、自己肯定感を高められるような支援を目指します。
また小集団と個別はニーズを踏まえて対応いたします。色んな事にチャレンジできますので、是非遊びに来てください。
 
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